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Tiktok動画の作成の仕方|完全保存版

全体フロー

  1. 目的・KPIを決める

  2. ターゲット・ポジションを決める

  3. 企画ネタ出し

  4. 台本・構成作成

  5. 撮影準備(場所・画角・機材)

  6. 撮影のコツ

  7. 編集のコツ(テロップ・カット・音・サムネ)

  8. 投稿設定(テキスト・ハッシュタグ・時間帯)

  9. 投稿後の分析・改善

順番にいきます。


1. 目的とKPIを決める

目的の例

  • 採用:エントリー・DM・LINE登録

  • 集客:来店 / 問い合わせ

  • 認知:フォロワー数・再生数

  • 信頼獲得:保存・プロフィールアクセス

KPIの例

  • 1ヶ月でフォロワー〇〇人

  • 1本あたり平均保存率〇%以上

  • TikTok経由の問い合わせ〇件 など

👉 目的≠バズること。

「バズる」はあくまで結果なので、「誰にどんな行動をしてほしいか」を先に決めておくと、企画が迷子になりません。


2. ターゲット・ポジションを決める

ターゲット(ペルソナ)

  • 年齢 / 性別

  • どんな悩み・願望があるか

  • 普段どんなアカウントを見ているか(競合)

ポジション例

  • 「営業会社の裏側を全部見せる社長」

  • 「20代フリーター向け・キャリア相談アカウント」

  • 「現場目線の太陽光営業チャンネル」 など

👉 1アカウント=1テーマが基本。

「何の人か」が1秒でわかるようにする。


3. 企画ネタ出しのコツ

① ペルソナの「瞬間の感情」に刺す

TikTokは

  • 勉強になる

  • 共感する

  • 笑える / スカッとする

  • 驚く・意外

    がサクッと感じられるものが強いです。

② 企画パターンを「型」で持つ

例:

  • BEFORE/AFTER(変化系)

  • NG例 → 正解(ビフォーアフターの思考)

  • よくある勘違い3選

  • 1日のルーティン

  • あるあるネタ

  • インタビュー形式(社員・お客さん)

  • Q&A回答(視聴者の質問に答える)

→ 3〜5個の「自分なりの型」を決めて、

その中でネタだけ変えて量産するのが楽です。

③ ネタの出し方

  • 自分やチームの「口ぐせ・愚痴」を書き出す

  • お客さん・候補者に聞かれた質問をメモる

  • 競合アカウントで伸びている動画を分析して、構成だけ借りる(中身は自社版にする)


4. 台本・構成の作り方

TikTokの鉄則:最初の2〜3秒が命

冒頭でやること:

  • 結論を先に言う

  • 強いワードを入れる

  • 自分ごとに感じる一言

悪い例

こんにちは、◯◯です。今日は〜について話していきたいと思います。

→ ほぼ即スワイプされます。

良い例

営業で月50万以上稼ぐ人と、3ヶ月で辞める人の違い、3つだけ話します。


1本の基本構成(15〜30秒)

  1. 冒頭フック(2〜3秒)

  2. 本題の箇条書き(2〜3ポイント)

  3. まとめ+次の行動(フォロー・プロフィールへ)

▶︎テンプレ

①「〜な人、これやってませんか?」

②「ポイントは3つです。」

  1. 〜

  2. 〜

  3. 〜

③「続きは別の動画で話してるので、プロフィールから見てください。」


5. 撮影準備

機材(最低限)

  • スマホ(最近のiPhone/Androidで十分)

  • 三脚+スマホホルダー

  • 簡易ライト(リングライトなど)

環境

  • 音が静かな場所(外音がうるさいと離脱される)

  • 顔に影が出ない正面からの光

  • 背景は「生活感を減らす」

    → 無地の壁、オフィスの一角、ロゴが映る壁など

画角

  • 顔出し:バストアップ〜胸上ぐらい

  • 目線はカメラレンズへ

  • 頭の上に少し余白(詰めすぎない)


6. 撮影のコツ

① 台本は「完璧に覚えない」

  • セリフを丸暗記しようとすると不自然になるので、

    • 冒頭フレーズ

    • 話す順番(3ポイント)

      だけ覚えて、自然に話す。

② テンポを意識する

  • TikTokは「間」が長いとすぐ飛ばされます。

  • 話す時はいつもの1.2〜1.3倍速くらいのイメージで。

③ テイクを分割する

  • 1本を通しで撮ろうとせず、

    • 冒頭

    • ポイント1

    • ポイント2

    • まとめ

      を別々に撮影して、あとで編集でつなぐほうが楽。

④ 表情・ジェスチャー

  • 顔の表情は「普段の1.3倍」盛るつもりで

  • 手振りを少し入れると「生感」+「説得力」が出る


7. 編集のコツ

ツール例:

  • スマホ:CapCut, VN, InShot

  • PC:Premiere Pro, DaVinci, Vrew(自動字幕用)

① カット

  • 「えー」「あのー」「沈黙」を徹底的にカット

  • 1カット3〜5秒くらいで画面に変化があると飽きにくい

    • カメラを寄せる/引く

    • テキストの表示を切り替える

② テロップ(字幕)

  • 結論・キーワードだけを大きく

  • 1行に多くても15文字程度

  • 強調したい部分は色を変える or 囲む

※全部にテロップを付けると、「読む」負荷が高すぎて逆効果になることもあるので、

・要点だけ太く大きく

 ・補足は小さめ

のメリハリをつける。

③ BGM・効果音

  • TikTok上で「人気のサウンド」を使うと、露出にプラス。

  • 音量は「声:BGM=7:3」くらいを目安に。

④ サムネ・タイトル

  • 一覧で見たときに「何の動画か1秒でわかる」テキスト

  • 顔+大きな文字が基本

  • NG:おしゃれだけど内容がわからないデザイン


8. 投稿設定のコツ

① キャプション(説明文)

  • 1行目で興味を引く

    • 例:「営業で月50万稼ぎたい人だけ読んでください」

  • 本文は

    • 動画内容の要約

    • 箇条書きの補足

    • CTA(プロフィールへ・コメント促し)

② ハッシュタグ

  • 有名すぎるタグだけだと埋もれるので、

    • 大きなタグ:2〜3個(#tiktok教室 #副業 など)

    • 中〜小タグ:3〜5個(#営業あるある #太陽光営業 など)

  • 関係ないトレンドタグを無理に入れすぎない

③ 投稿時間

  • ターゲットがアプリをいじりやすい時間帯を狙う

    • 学生:夕方〜夜(18〜23時)

    • 社会人:通勤・退勤・寝る前(7〜9時、19〜24時)

  • まずは仮説で決めて、数字を見ながら変えていく。


9. 投稿後の分析・改善

見るべき指標

  • 再生数ではなく、まず完了率・視聴時間

  • プロフィールクリック数

  • 保存数・共有数

  • コメントの質

改善の考え方

  1. 冒頭3秒で落ちている → フックを変える

    • 結論をより強くする

    • 問題提起の言い方を変える

  2. 途中離脱が多い → 情報量・テンポの見直し

    • 同じことを繰り返し話していないか

    • 画面に変化が少なすぎないか

  3. いいねはつくが行動が少ない → CTAを明確に

    • 「詳しくはプロフィールにまとめてます」

    • 「コメントに『資料』と書いてくれたら送ります」など

  4. 伸びた動画の「型」を増やす

    • 企画・構成・喋り方を分解して、似たパターンで量産する


10. ルーティン化のイメージ

週単位の運用例

  • 月:

    • 先週の結果分析

    • 企画出し(5〜7本分)

  • 火:

    • 台本・構成づくり

  • 水:

    • まとめ撮り(5〜7本)

  • 木〜日:

    • 毎日1〜2本投稿

    • コメント返信・視聴データ確認

👉 「1本ずつ考えて撮って出す」のではなく、

まとめ撮り+予約投稿を前提にすると継続しやすいです。

11. 企画テンプレ(すぐ使える例)

採用・営業系アカウントを想定して、いくつか置いておきます。

  1. 『すぐ辞める営業マンの特徴3選』

    • フック:「営業3ヶ月で辞める人、100%これやってます。」

  2. 『社長がガチで怒る瞬間』

    • フック:「これやったら、うちの会社ではマジで怒られます。」

  3. 『面接で落とす口癖』

    • フック:「これ言った瞬間、99%落ちます。」

  4. 『1日のリアルなスケジュール』

    • 朝〜夜までをタイムラインで早送り

  5. 『給料明細公開』

    • フック:「営業2年目の給料明細、隠さず見せます。」